Webサイトやアプリで読みものがメインとなるコンテンツではユーザーに記事を読んでもらわないといけません。
その時考えることの一つは「短い行がいいのか」「長い行がいいのか」ということではないでしょうか。
そのUIはそのページをどのように読んで欲しいのかによって決まります。
「気に入って欲しいのか」または「速く読んで欲しいのか」によってです。
テキストレイアウトが読みに与える影響
How physical text layout affects reading from screen [Dyson 2004]
MARY C. DYSONは行の長さが読みにどのように影響を与えるかについての研究を行いました。
そこで示されたことは下記の図にある通り、
「長い行は速く読むことができる」
「短い行は好まれる傾向にある」ということでした。
UIデザインにどのように活かすか
効果的なインターフェイス
- 読まれる速度が重要なWebサイト、アプリであれば行を長くすることを検討
- 読まれる速度があまり重要ではないサイト、アプリであれば行を短くすることを検討
近年ほとんどのブログ、ニュースメディアは行が短くなっています。
画面幅が狭いスマートフォンでは、そもそも行を短くせざるを得ないので速度を重要視しないのであればデスクトップも短いほうが良いのかも知れません。
[References]
Dyson, M. 2004. ‘How physical text layout affects reading from screen’, Behaviour and Information Technology 23, 6, 377–93.
いかがだったでしょうか。ブログやニュースメディアのUIデザインするときに参考になれば幸いです。
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